アルファロメオ4C 試乗

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発売前から気に成っていた アルファロメオ4Cに試乗してきました
試乗した車は 写真の展示車とは違い本国仕様のロンチエディションです

エンジンに火を入れての最初の印象は ジュリエッタのベルデの排気音とは
明らかに違うと言う事 それはミッドに搭載されたレイアウトに因る取り回しの
違いからも影響があるだろうが 意図的に音質をレーシーな雰囲気に演出しています

ターボ車と言う低圧縮のイメージとは違い歯切れの良い 高回転では其れなりに
乾いた音がして雰囲気を盛り上げますね 4気筒とターボを考えれば良い方だと
思います 音量も其れなりに大きいです

ステアリングのポジションは以外に高い 勿論調整は出来るのですが 自分の座高で
メーターを見る位置に合わせると可也高目の位置に成りダッシュボードも上の方に
有る感じ 目線の移動が少ないと言う為だと思うのですが 小径のステアリングの
間から見れる情報としては仕方が無いのか? 最近のメーターの傾向でしょうが
ゲーム機感覚は好きでは無い 

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内装が安っぽいと言う評価が多いのですが 自分は全くの逆で カーボンのフレームが見える コックピットとオルガンペダルの足元の設えに他には無い所にお金を使う
ニクイ演出だと感じます フェラーリのチャレンジ系の車に共通する雰囲気が有る

昔 カウンタックの価値はバードゲージフレームに買う価値が有ると、、、
4Cもカーボンのフレームに価値が有り 室内からのエンジン音もカーボンフレームの
車ならではの 音の響きが有りこれ以上大きな音に成ると耳栓をしないと耳を壊す
かも知れません
スチールフレームの車と振動の伝わり方も独特です

Dスタイルのハンドルは良いのですが パドルのフィーリングが今一です
この辺りは フェラーリやマセのコラムに付いた動かない方が好みですし
パドルの質感も軽すぎます  重ステとノンアシストのブレーキの上質で
重厚なフィーリングと合って無い パドルシフト 単なるプラスチックの
スイッチ的な感じが 嫌いです 故に残念 アフターパーツで何か対策が
欲しい感じです。


いよいよ 走り出してロータスの軽さとはベクトルの違う軽さを感じる
重量級のフェラーリのV8と比べれば明らかに軽いが ロータスの軽さとは違う

モデナ・チャレストと似たフィールですがボディーの剛性感が別次元です
それはロータスと比べても車自体がしっかりしてる 故に軽さの質の違いを
感じます

因みにシフト選択でダイナミックモードとレースモードしか試してみませんでした
トラクションコントロールが無く危険ですと言われましたが レースモードの
シフトフィールが一番良かったし ドッカンターボと言えどもF40のそれとは
全く違って安全に扱えるパワーです 故に乗りこなす楽しみがこの車の特徴だと

シフトフィールはダイレクトでエンジンマウントとピロ足の為に遊びが無い感じで
キビキビ感が増すと 緊張感がUPします エンジンの高重心をワイドトレッドで
カバーしてる感じで この高重心のロール感が一般のドライバーには必要なセンサー
かも知れませんね エンジンが横置きで高い位置に有る感じはエリーゼ系と似てます

その辺のフィーリングはフェラーリの縦置きドライサンプレイアウトには敵いません
当たり前の話しです

しかしサーキットに持ち込んでみると恐らく倍以上パワーの有る車もカモル事が
出来るかも知れません 軽い特徴とそれを生かす剛性感がこの車の特徴ですので
他と比べる事より この車のどこが好きで どこが嫌いかと言うのが 評価を
分けるポイントでしょうね

GTカー的な物と思ってましたが 自分が感じるのにはサーキット寄りに出来た
アルファではないでしょうか? 乗りこなす事の難しい車ですので 評価は
大きく分かれそうですね 

コンピューターデバイスに守られた車に乗りなれた方々には 少々尖った感じが
するのでは無いでしょうか? 昨今 安心して飛ばせる車が多い中 直感で
危険な香のする車も有っても良いと自分は思います 自分は好きな車でした。

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