古民家再生 江戸末期の住宅を考える

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ご縁が有り 江戸末期の住居を再生する仕事を頂きました
住居だけでは無く 明治期の蔵や倉庫も一緒に再生します
故に工期が 2~3年も必要に成りますが今まで200年の
歴史の中ではほんの一瞬です

屋根の瓦も土葺きの瓦ですが 解体して解った事は元々は
桧皮葺きか杉皮葺きで無かったか? それが瓦に変り120~130年の
時が過ぎた様です この時代の瓦は焼き温度の低い物が殆どで
直ぐに割れてしまうのですが 焼印が入った硬い瓦です
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それでも粘度と瓦の重さで梁や柱に負担が掛かり大きく湾曲し歪んで居ました
大きな地震が来たら大変でしたね、、、関わった建物が無事に次世代に継承する
そんな矢先に 解体途中に壊れてしまったら大変ですので一安心です

この建物は元々造り酒屋の建物達でして 各所に当事を偲ばせる品々が出てきます
発掘調査をしてるかの様な楽しさも この仕事の特権ですね そして
タイムカプセルに詰った先人匠の技を 読み解きながら想像する事も 楽しいですね

古い建物の修復は有る意味 発掘調査をしてるかの様な面白さがあります
名も無き匠達のイタズラや遊び または意味不明の仕事=間違い?など
今自分が手を掛けて今後どれだけの時間延命するのでしょうかとか
思いが巡ります。

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