理想の暖房と環境

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建築後17年に成りますが 暖房は色々な物を使用してます
 1F              2F・3F
  灯油の温水床暖        電機式床暖房
  灯油FFストーブ        浴室ガス乾燥暖房
  低圧電力エアコン       一般エアコン
  薪仕様の暖炉         薪ストーブ既製品
  オリジナル薪ストーブ

北海道に住んで居たので 温かい部屋が普通に成ってしまい
内地に戻ってから断熱や暖房が気になりだし冬は暖かくが基本です

8年前にPS暖房機さんとお付き合いが始まりましたが
PSと言う暖房機は未知の物で どれだけ良いのか? 不安でしたが
 
お客様の理解も有り採用して頂き 8年近く経ちますが 非常に 
評判も良いし新築だけでは無く 既存の建物に 後付けでは?
どの様な感じに成るのか? 実験を兼ねてショールームを兼ね
取り付けてみたのが2017年

そのビフォー・アフターがこの写真です
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中央の壁に黒い格子の様な物が付きましたが これが本体でして
左の壁と上の階のロフトの右壁にもパネルが付いて居ますがこれが
熱交換機です

最初の写真の床に寝てるパネルを起こして 取り付けますが
この本体の重い事 左右2体に分かれてますが 片側で250㎏
両方で500㎏も有る鉄のパイプ状の格子に不凍液が流れます

何でそんなに重いのか? と思われますが 温度を保持する本体の
質量とエネルギーが比例する 大きな質量と表面積は沢山の輻射熱を
放出します 

重たい薪ストーブが火を入れて直ぐに温かく成らないのと同じ理屈で
一度重たい鉄の塊が暖まると 中々温度が下がりません 
そして家の隅々まで暖かく 足元もポカポカです

それが 輻射熱の原理なんですね 薪ストーブ寄りも大きな面積が有るので
本体の温度は30度から40度位の温水が流れていれば十分に温かく
熱を受け止めやすい素材であれば 床暖が有るのかと勘違いします

体温位の温水ですので 触っても熱く感じません しかしパネルからの
輻射熱で床・壁・天井は20度くらいに温められて 寒くないのです
エアコンやファンヒーターは空気を温めますが 輻射熱の物は
対物体に対して熱を発し 中間の距離は関係無いのが面白いのです

輻射熱とは電波と同じですので 向かい合う物と熱交換をしているのです
故に冷えた壁が有れば そこから冷たい電波が飛んで来て 暖房パネルと
熱交換します それと引き換えに壁が暖まるのです 故に中間の空気は
どうでも良いのが面白いのです

太陽ははるか彼方に存在しますが そのエネルギーは電波の速さで
地球に降り注ぎ 地球を丸ごと温めます 太陽の見えない日陰が
涼しいのは電波を遮る物が有るからです

PSのパネルを太陽と考え パネルが見える場所には電波の熱が届き
点前に物が有ると熱を貰えないのです しかし背後の壁が暖まれば
その壁から輻射熱を貰えます

それらを踏まえて どんなに空気を温めても 壁や床が冷えていれば
その冷えた所から体に冷たい輻射熱が届きとても寒く成ります
空気は上に上がるので上に付いてるエアコンで床を温める事は難しく
下向きにして風の当たる所がかろうじて温かいのですね

また小さなオイルヒーターはその質量が小さい為に50度~60度の高い
温度で補うために 上昇気流が発生しほこりに成ったり足元に冷たい
風が流れて寒く感じたりしますが 低温輻射熱は空気が動かず乾燥も
防げると言う事もメリットが有るのです

さらに低温循環ですので エネルギー効率が良くランニングコストが
安いのも優れた所です

そんな良いもの デメリットは?
それは 普及が少なく システムが大掛かりで 設置が大変だし
大掛かりと言う事は コストが掛かるために 導入時の費用が問題です

PS暖房には 冷房としての役目もあるPH-Cと言う物も有るので
オールシーズン使えるのが床暖に無い特徴です
また 当初娘のピアノが有りましたが 頻繁な調律が必要なくらい
乾燥か? 温度変化か? わかりませんが 床暖とエアコンで楽器には
向いて無かったみたいです

追伸
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左の壁と上の文で書きましたが 上の写真では左のパネルが映って
無いですね 丸い壁の左に有る物が 窓のコールドダウンを防ぐ
暖房パネルです 

3年目の我が家は 新たに寝室と多目的ホールにもPS暖房機を導入し
今年の冬は快適に過ごせています 寝室の夏の心地よい環境も
楽しみです エアコンと大きな違いは風を送るファンが無いので
無音です 無音に成れるとエアコンのファンのノイズが気に成ります

という事で今年の冬は床暖を一切使わずに過ごしています
色々な暮らし方を提案出来るように 沢山の機材を実際に使い
良い良い物をお勧め出来る様にしたいものです。





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