新築から6年 つばさの家UPグレード 輻射熱暖房器のPSを追加設置しました

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大きな開口から田んぼの水が見えますが 昨年末に輻射熱暖房器を
UPグレードしました

既存は 冷暖タイプの大きなパネルを2ヶ所に配置しましたが 
高断熱のLew-Eガラスを入れても 窓周りからの冷えが大きく
補助暖房を使って居たのですが 

窓の寒さ対策として暖房専用パネルを4枚追加しました その写真がこれです 
形や色がフルオーダー出来るので 現場の状況を考え デザインしたのです 
非対称なパネルに成ってますが それらが2枚づつそれぞれ配置した事でシンメトリーに

既存の大型パネルが白でしたので 窓下のパネルはグレーのマット色にしました
これが中々渋くまとまりましたね 築6年に成る家ですが施主さんの竣工当事の
まま現在も暮されてる事に頭が下がります。

本社ギャラリーNOLDに導入した 同じ輻射熱暖房器も先週から冷房運転に切り替えました
新型の室外機ユニットは冷房時温度の設定を上げる事が出来るので今の時期に24度の
冷水?を流してます

従来ですと20度以上には成らなくて 冷房を入れると少し寒いと言う事が有りました
25度までの微妙な温度で回せるので 今までのPSをお使いの方はそれは良いと思われるかと
室外機の寿命で入れ替える時までお待ちに成るか 面倒でも温度が寒く感じるときは電源を
切て対応お願いします どうしてもと言う方はご相談させて頂きます。

今年の暑い時期に 輻射熱暖房器の体験会を計画中です。

心地よい空間 そのサイズは人それぞれ

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広大に広い庭or景色に 心地よさを感じる方も多いのですが
小さな坪庭の広さに 心地よさを感じる場合もあります

回遊式の庭園も心癒されますが 本当に小さな緑にもその力が有ります
DNAが庶民派だからかもしれませんが 身の丈に合った物が落ち着くのです

そして部屋も
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2畳に満たない小さな空間に 無限の広がりを感じたりします
庭に座敷が同居してると言うか 座敷が庭に出てると言うか

狭さ=落ち着き? 妙に落ち着く空間で その部屋を構成する物の力も
合わさっての事ですが 時代のある小物や庭木 そして建物がかもし出す
何とも不思議な空気が 支配してます

狭いところが苦手な方も居るので 人それぞれですが 丁度良いとは
正にこんなサイズなのかと思いました


人は 其々の生い立ちで 幼いときに生活されてる空間の広さや
家からの景色や距離と言うのが どこか染み付いた心地よい距離や空間が
随分違う様に感じます

無論人は 無い物ねだりですので 生まれた環境とは違う物に憧れますが
結局 本来のサイズ感を求める様な気がします 大きな屋敷や広大な土地で
育った方は きっと小さな部屋や庭では息が詰るのでしょうね

閉塞感が落ち着くので 車やトイレが妙に居心地が良いのですね(笑
絶妙のサイズ探しをしてみて下さい 其々に気持ちの良い空間が有るはずです。

日本人的美意識のお手本 日本で一番優雅な別荘 美の凝縮

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その建物は川沿いに隣接しています その川と敷地の境界にある垣根が
上記の写真の 生垣OR竹垣です 

この場所を訪れるのも15年ぶりでしょうか? 以前に来たときにこの垣根に
えらく感動しじっくり見たいと願い 15年が経ってしまいました

この生垣は生きた竹垣と言うか 竹そのもので出来て居ます この様な竹が有るのか?
その仕組みが知りたくて説明を聞き実物を見たい! 中々普通は見れない裏側をスクープしました

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10m以上は有る竹を横に倒して生垣に 竹はタテの繊維で出来てる為に 横に成っても
問題なく生きてるそうです 僅か2mの高さの生垣を作るのに その後ろに10m以上の
バックヤードを備える裏方の見えない力が美しさをかもし出しますが 華美では無いのが
とても感動です 凄い!と言わない 凄さ これぞ日本の美意識の集大成では無いかと、、、
自分はかんがえてます

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その館のメインゲートがこれ? あまりに質素ですが 数奇者にはおなじみの
竹の塀(数奇塀)竹の節の所を削り隙間を全く無くして居ます 安い材料に
匠の手をふんだんに掛けて出来る物 それも時間と共に朽ちて行く 時間限定の
贅沢です 高価な石塀などは初期投資は高額でも ランニングコストは安い
それと真逆にこの塀が有るのですね 南禅寺界隈で門脇に良く使われる技法です
それも此処がお手本なのでしょうね

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通路の種類 書道や茶道・花道で真行草と言う言葉を聞いた事があると思いますが
一番格の高い物を 真 キッチリ書く真書など
      次に 行 多少崩しても角としてる
     そして カジュアルな 草 流れる様な書体
上の写真は 真の石畳 メイン玄関の前に配置されてました

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小さな石の平らな部分を丁寧に並べた 石畳が草の石畳で 門から建物に向かう場所に
敷かれています 真ん中を少し高めに かまぼこ状にして水を溜まらなく
着物の裾を汚さない工夫で熟練の職人さんが一日に6cmしか敷けないとか
これも材料が安くても手間を掛ける数奇の真誇張ですね 大好きです

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行の石畳です これが 中間ランクです お客様の待合の腰掛周りや 庭の途中に
施しています 茶庭に良くよく使います 良く見るタイプで余り感動は少ない(笑

その屋敷とは
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涙が出るほど美しいとブルーノ・タウト氏が表現した 桂離宮です
その詳細は後日報告いたします。

Drアレックス・モールトン

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写真の人物は Drアレックス・モールトンと言う技術者
50年以上前に 小さなタイヤの自転車を作る会社を作り自転車の世界では
有名な方です ママチャリの様なスポーツ車をミニベロと呼びますが

大きなタイヤの競技車両を小さなタイヤのママチャリ見たいのが抜いて
行く事を想像して下さい とても不思議な光景ですが 理論と技術により
数々の最高速記録などを打ち立てた技術者です

そんなミニベロが
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金属のトラス構造で出来ています 前後にサスペンションを搭載し
小型タイヤは高気圧の8kg~9kgもの空気を入れて転がり抵抗を
軽減し 小さなタイヤは空気抵抗にも優れてるが気圧が高いと乗り心地が
悪い そこでサスペンションを付けたと言う事です

最近はサスペンションの付く自転車も珍しくは無いですがそれは
ジャンプや段差を乗り越えるショックを和らげる物でモールトンの
それとは目的が違います
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不思議な乗り心地と加速感が独特です デザイン的にも美しく進化しています
しかし とても高価な自転車で持ってる人は少なく 中々お目にかからない自転車ですね

素材革命が進み 現在ではアルミやカーボン構造の物で数百万の自転車も有り 世の中の
ハイエンドの価格が以上です 何でも高ければ良いと言う物でも無いと思いますが 
格差社会の現代は 青空天井の価格設定に市場が有るのですから 何だかな、、、

自分の周りで原付(125cc以下)のブームで 久し振りにカタログ等をみますが
バイクもとても高く 約2倍に成ってるのでビックリですね 一方では中国製の極端に
安い物も沢山有り 価格とコストとにらめっこ! 

栃木県教職員共済会のニューみくら リニューアルから1年

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築35年 小規模な変更はある物の昭和の雰囲気が全面の店舗
それでも 県の建物ですから堅牢で良い物を使われています
しかし 丈夫とオシャレはイコールでは無いのですね、、、

時代と共にバージョンUPも必要です 今回のご依頼では
お一人様を上手に座らせて 空き席を無くす事です

相席などで対応してましたが どうにも効率が良く無いと
また配膳の動線が悪く 厨房も丸見えですし 会計の列と
ドリンクバーがクロスし更に配膳が交わります

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お一人様の問題は 窓に向いたカウンターで 36名が座れます
この席が人気が有り お二人様でもカウンターを希望される方が多いそうです

窓面を全面カウンターにした為に BOX席との目線が合わなくて
居心地の良いシートに成りました

以前はTHE昭和のお店でしたが リニューアル後は 若い女性の方々が
増えて 随分と雰囲気が変りました 順調に来客数も増えていて肩の荷が
降ろせました

県庁職員専用では無いのですが 一般の方々は少なかったのですが
最近は 県職員の方以外の方も増えた様です

ほんの少し変化する事で 大きく流れが変る事もあるのです
公の経営の店舗でも良いサービスをすれば 利益に繋がります
お値段も安いし 料理も美味しい「ニューみくら」どうぞ
ご利用して下さいませ。


歯科クリニック新築工事がはじまりました

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先週彼岸が明けて 歯科クリニックの新築の建て方が始まりました
東京ではさくらの開花の便りも聞いた時期に 雨から雪に変ったのですが
先週は順調に進み こんなに天気が急変するなんて 春の天気はわかりません

今後夏の開業を目指し工事が進みますが 梅雨の時期までの2ヶ月位でどれだけ
頑張って 工事を進められるかが重要です 工事初期の天候がこの先に大きく
影響をするのですね 何とか天気に成って欲しいものです

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今物件の一番の興味深いのは 敷地が特殊で間口が10mに対し 奥に行くと広がり
その奥行きは60mに達します 何とも遣り甲斐のある土地の形でしょうか、、、

一般的には地形が悪いと言う土地ですが 自分には何とも個性的な土地で
難解なパズルの様でワクワクして成りません さて如何なる様に調理するか
構想は出来てますが 自分の場合は変更は当たり前ですね 能力が無いので
シナリオを書かずにアドリーブで造ると言う感じに近いかも?

ではお天気の神様に愛されながら無事故で工事が進みます様に。

安定感のあるデザイン

間もなく 3,11の地震災害から6年に成りますが 
以後 自身の建物の設計デザイン観念を見直す日々が続いてます

安定感のあるフォルムとは、、、?
簡単に言うと 代表的なものがピラミッドでしょうか?
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誰もが知ってる石で出来ている巨大であり 長い間その姿を崩す事無く
此れからも変らず存続する建物の代表ですね 聞いた話によると
エジプトのサラサラした砂を上から落として砂山を造る 
その砂山の角度が52度前後だそうで それは安定の有る最大の角度に成ります

故に力学的に無理が無く一番急な角度にしてるそうです それを証明するのが
今現在も形が崩れずに存続してる事でしょうか?

太古の昔より人は高い建物を建てようとしています それは権力の象徴だったり
人々の気を引く看板的な要素や技術の向上心がそうさせるのでしょうか

石と木造では違いが有りますが 不安定な形ながら1000年も1300年も残る
不安定な建物も有ります それが
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三重塔や五重塔 話しによると東大寺には7重塔建っていたとか
地震や雷で姿を消した物が多いと思いますが現在でもスカイツリーをはじめ
ドバイの1000mを越す建物もあるのですが どれだけ高くすれば
満足するのでしょうか

安定感とは逆方向に向かうのは人類のエゴかチャレンジ精神でしょうか
長い間変らない建物の中には 究極のシンプルな建物も有ります
その一つが
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モンゴル高原に在住するゲルと言う住居でしょうか 安定感は元より
軽量で移動も可能ですし極寒のモンゴルの冬でも暖かく生活を出来る
シンプルで合理的住居です 軽量で有る事は風で飛ばされなければ
地震に強いと言うか影響が無い安全な住まいです

火事には弱いのは当たりまえですが 素材や構造はさて置き
そのフォルムが 安定感のお手本の様な物です 都会でタテに
生活の場所を伸ばすのは解りますが 地方の生活は平たく生活を
したいものです

おまけ
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自動車もRVや乗用車も背の高い物が流行りですが 低く巾の広い物の方が
安定感がありカーブでもタイヤや足回りに負担が少なく 運動性能が優れます
それでも居住や衝突安全や視野の為に車高高の傾向は続きますが エンジンや
構造の重たい物を低く重心を下げる為の設計もとても重要では無いかと思います

誰もが見た目で安定感のあるものは そのまま安定してるのですね
生活をする家は気を衒わず 安定感の有る物が良さそうです。

輻射熱暖房とは? PS暖房器の有る生活

寒い時期ももう少しですが 皆様は如何お過ごしでしょうか、、、
当社のモデルルームも兼ねてる ギャラリーNOLDに新しい暖房器を
この冬にようやく投入しました (客様には6年以上前から何件も施工しましたが) 
PS暖房器のHR-CとHRです
取り付け前の写真で 下に写ってるのが暖房パネルです
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寸法や色はフルオーダーで 今回は巾1300mm高さ2700mmのパネルを二枚
一枚の重さが240kg有り搬入や設置は大変重たいですが 
合計500kgのパネルを取り付けた写真が 
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格子の様なたたずまいです このパネルの中を36℃の温水を流して
パネル全体が36℃の塊に成りまして 其処から発する輻射熱は直線的に
光の速さで進み対する物に36℃の熱を与えます ここでは対面するコンクリートの
壁が20℃~21℃に成りました 床も天井も同じ様な温度です

すると壁や天井からは20℃の輻射熱を体に受けると言う仕組みです
無論 パネルからの36℃の輻射熱も受けていますので足元まで心地よい
エアコンの噴出した高い温度から室温の高い 頭がボーッとする物とは違います

薪ストーブや暖炉の暖かさと感じが似ています これらもストーブ本体から出る
熱で周りのレンガやパネルが温まりその輻射熱を人が受けて温かいのですね
それでも250℃の本体から出てる輻射熱や赤外線は高温すぎて突き刺さる
感覚ですし高温に成ると 空気の対流が始まりホコリも舞います

比較的低温であれば 空気が動かないので乾燥も防げますし ホコリも舞いません
皆さんが良く知ってるオイルヒーターと類似すると思われますが 
これはパネル面積も小さく 温度も高く似て居ても別の物です

また温水式の暖房器は沢山有りますが それらの殆どが本体が小さくそれを
補う様に 高温で回します そしてその周りを暖めて2次輻射熱的な部分が
気持ち良く感じる所かも知れません

深夜電気使用の蓄熱式暖房器も同じ様に鉄の塊を高温にしてゆっくりと熱を
放出させて使用するファンヒーター的な風の温度を上げるのと本体の発する
熱エネルギーが特徴ですがこれともまた違う暖房がPS暖房です

そしてこのシステムの一番大きな違いですが 冷房にも使う事が出来るのです
夏はパネルに17~18℃の冷水を流してパネルを冷やし冷たい輻射を発します
室温が28℃とかでも 体は18℃の冷たいエネルギーを受けて気持ちが良いのです

そして一番の特徴は 風を送るファンが無い事でしょうね 風を起こさないと
物が老化しない サラダ等をラップをかけずに前において置くと 井戸水に冷やされた
野菜の様にパリパリ サクサクです 人のお肌も同じですね(笑

さらにファンが無いと言うことは無音です 大きなエアコン等はファンノイズが気に成り
PSの静寂を経験すると エアコンやファンヒーターってうるさいんだ、、、
静かで快適な環境 体験したい方は是非お問い合わせ下さい。

益子の家

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益子の家、、、益子町で多くの仕事を頂いてますので 
益子の家も複数存在しますが 新作の益子の家は
海外暮らしの長いオーナ様が首都圏のマンションでは手狭になり

ご家族が集まっても狭く無いスペースが欲しいと言う事で計画し
春には竣工する予定です 「文化的な田舎」益子町ですが
ご家族にはあまり訪れた事が無く 新鮮な場所に成ってますし
外国の知人の方々が遊びに来ると楽しい場所に成る事でしょう

お荷物が多い対策として 一緒に作った物置が立派です
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仮設では有りますが 長持ちしそうな中々立派な建物です
生活をすると 色々と荷物が多くて生活も大変ですね
シンプルに少ない身の回りで生活する事も出来そうで出来ないものです。

地方都市の文化力 

IMG_2062.jpgおはよう御座います、今年も残すところ2週間に成りましたが
今年を振り返る余裕がありませんです

さて今日は先日出掛けた、旧山形県庁の話です
以前から仕事で何回も前を通り見かけていた建物です
古そうなのに綺麗だと気になって居ました、その建物が旧山形県庁だと
聞いて、すぐに納得しました

栃木県庁も古い建物は移築して一部分残って居ますが、その工法は
余りに違いすぎて、外観保存の域ですね

旧山形県庁は
内外部を徹底的にオリジナルに戻してかつ耐震補強も行うと言う
地味ですが、中々素晴らしいプロジェクトですね

築100年の建物をオリジナルに戻すのは大変そうです
その工事の様子が記録映像として紹介されていたのを見てから
再度見直しに行きました

その感動の工事とは

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玄関ホールの上に位置する大会議室です
その天井の左官職人の技と苦労がドキュメンタリー映画で見た後で
再度確認すると、細かい仕事の連続で大きな天井が成り立ち、美味しい所は
シャンデリアに持って行かれてますが、メインを盛り立てる脇役の重要性を
認識しました

表面だけの薄っぺらい修復工事を見てると 何となく重みが無いのは当たり前
撮影のセットの様ですが、前者の建物はずっしりと重みが違うのですね

しかしこれらの旧い物を残すには、膨大な費用がかかりますので、殆どが解体や
なんちゃって修復工事で済ませてしまうのです
積み上げた歴史の価値を理解できる地域はそれなりの文化力があると言うことです

新しい現在の県庁も何とも稚拙でこれから数百年持つ物か? 疑問ですね
ですから長い歴史を作る事業をするのにはそれなりの覚悟を持って挑む事が肝要です

宇都宮市にLRTと言う路面電車を作るそうですが、これが町の顔に成るとは到底思われず
負の遺産に成ること必至ではないでしょうか どうせ作るなら他に無いような交通システム
観光の名所にでも成ることで、知名度も上がります

山形県に敬意を感じた旅でした。