作品に名前をつけるとき

DSC02800.jpg
照明が付いて ほぼ完成した物件ですが 
作品に名前を付けるのですが これが非常に難しいのですね

殆どの場合 最初のイメージで仮称を付けて呼んでいて
それがそのまま名前にする事や 全く違う名前にする事も有り
特に決まりも無く 過ごしてきましたが 

名前から受けるイメージについて考えてみた、、、
作品の何処をイメージして貰うのか? 何をメッセージにしたいのか?
あれこれ考えてみると 作品を生み出すときに テーマやコンセプトが
決まっていて それを簡単な言葉に置き換えられるが一番ベストですがね!

航空博物館inシアトル

DSC00887.jpg
航空博物館と言うとスミソニアンが有名ですが ここシアトルにも
ボーイング社があるので 航空博物館が充実しています 

飛行機の多くが展示してあるイメージは有りましたが 宇宙関係の
展示も充実していて驚きでした スペースシャトルから月の石まで有ります

入り口には近代のジェット戦闘機や爆撃機がずらりと並んで居ます
野外展示だけでも一見の価値有りでして気分が高揚します

今回は後半一人旅でしたので 自由に好きなだけ好きな物を見る事が出来ました
それでも 此処だけでも1日では見るのはシンドイですね オプションで
大型航空機のフライトシュミレーターを体験することも出来ますし 記録映画や
3D映画のコーナーも有ったり あまりに盛り沢山で頭がオーバーヒートします

DSC00939.jpg
室内に入ると驚く程 広い空間にぎっしり飛行機が沢山展示してあります
子供の頃から 本で見た物が目の前に殆ど有りますし 撮影はどれも自由です
そしてコックピットに入れる物も沢山あります 

大戦頃の展示コーナーでは戦勝国の豊富な在庫状況をマザマザト感じ 比べて
日本の場合は殆ど無く 残念ですね 以前行った大和ミュージアムでもレプリカや
模型で本物が少なかったのを思い出しました

ここにも日本の戦闘機が展示されてます 隼(はやぶさ)が同年代の他国の戦闘機と
並んで有りましたが  工業技術の差を感じます 日本の物が如何に幼い製品か
一目瞭然です それは現在の車にも通じるものがありますね 職人さんの技術に頼る
日本の考えと 不器用な誰でも均一の製品を作る設計や機械の数々が根本的に
違うのだと解ります 無論現在は有る部分では日本が勝っている事もありますが
グロスで見るとまだまだ 追いついていないのでは無いかと実感します

海外を旅することは 日本を外から見直す良い機会です リセットする為にも
定期的に旅は 必要ですね。

最後に大戦中の米国の戦闘機です
DSC00982.jpg
子供の頃から 好きだった P51ムスタング 最後のプロペラ戦闘機と言われる物
現在のジェット機に共通する部分も多く またパイロットを守る安全な装置が
沢山有り 人間の命の重さを軽視していた何処かの国とは大きな違いです

削ぎ落とす事で 劣っている工業力を補い国民には優れた性能だと 刷り込みをし
正確な情報が伝わらなかった後遺症が 今でも国産車は優れてると信じる多くの
人達 低燃費や高性能と勘違いしてる車達 今でも軽量化により高燃費を達成し
それを良しとして購入する人達、、、

70年前と多くの人達が変わって無いのでは、、、と一人つぶやきながら
展示物を見ていました、、、 というボヤキで今回はオシマイ。

「美術館の様な家」のオープンハウス

P1150034.jpg
週末の28日と29日に 壬生町で行いましたオープンハウスに多くの方に
お越し頂きまして ありがとう御座いました

不思議とお越し頂く時間帯が重なり 十分なご案内が出来ませんで
申し訳ない事で申し訳ございません

今回の「美術館の様な家」は アートな品々が沢山有り 家具も一つの
オブジェに成る素晴らしい物が沢山有り 当社が何も準備しなくても
椅子も15客 ソファーやオットマンも沢山有り 家具屋さんみたいな
感じでした(笑
天気も良く気温も高かったので良かったのですが 芝生や芽吹きには少し
早く 少し残念でした そして 輻射熱冷暖房器具のPSの能力も体感して
頂くには 温か過ぎました(涙

お施主さまに 芝生も広がった真夏にでも輻射熱冷暖のシステムの体感会を
開催したいものです

P1150028.jpg

アートな作品に囲まれた生活は ベネッセ直島のミュージアム棟に宿泊するのと
非常に似た様な感じでは無いでしょうか 美術館の場合は色々な作家の好きでは
無い物も有りますが ご自宅は好きな作品にそろえる事が出来るのですから
更に良いのでは無いでしょうか

P1150176.jpg

内覧会に起こし頂いた車で 偶々アルファが4台並んだので写真を撮りました
一時は13台も敷地に停める事の出来る住宅も中々ありませんね(笑

内覧会も車でお越しのお客様が殆どで 見せたくても駐車場の関係で
開催出来なかった物権も沢山あり 残念でしたが 今回は非常に恵まれた
会に成りました


ご提供頂いた施主様とご来場頂きました方々に感謝致します ありがとう御座いました。     

                         kita

美術館の様な家 壬生町でOpeen House 3月28日 29日

P1150040.jpg
「美術館の様な家を造って下さい」というのが 3年前に仕事の依頼の始まりでした

香川県のアートサイト直島が大好きなご夫妻で 直島とは安藤忠雄建築の美術館に
宿泊出来ると言うのも売りの島で 自分も何回も足を運んだ所で有ったので
希望の趣旨が良く解りましたので 住み難いかも?と伝えると それでも良いと

そして出来たのが今回の作品ですが 結論から言うと 住み易そうです(笑
コンクリート打ち放ちに憧れてるのは解りましたので RC建築も考えましたが
諸々の理由で木造建築にしました それでもコンクリートを感じられる物に

P1150038.jpg

何年も前から アート作品を多数買い込んで居たお施主さん 先日作家の方と
ギャラリーの方に寄って作品の展示(設置)が終わりました さながら個展の
様な状態です 他の作家の作品も有りますが 今回の内覧会は一人の作家の
作品で行くようです

壁を飾る作品だけでは無く 家具も色々と有りとても面白いですよ
私の好きな ジオポンティの作品も有ります B&Bやその他の家具も
多数有りますのでどうぞお運び下さい

ご希望の方はBFOXまでお問い合わせ下さい。

フランク・ロイド・ライトも愛した大谷石を外壁に使う

IMG_3116.jpg
旧帝国ホテルや自由学園で大量に使用してる石材が大谷石です ライトは
東洋の宝石と称してライト建築の代名詞にも成る大谷石 花崗岩の種類で
多孔質の石で天然の軽量コンクリート(ALC)の様な石材です 

硬度は低くもろいと言えばもろいが 加工が容易で木材の様に扱い易い
しかし近年の耐震建築の構造材としては使えず 仕上げの建材としての
立ち居位置です 宇都宮周りには大谷石を使った倉庫や蔵が多数有りますが
古い物は耐震には問題ありで店舗としての利用には補強が必要ですね

また古い大谷石は手堀でのノミの後が何とも言えなく 良い味が出て居ます
機械掘りのチエンの目も良いのですが 荒々しく無作為に付いた後が非常に
良いのです

写真の物件は鉄骨の構造に300mmの厚さが有る大谷石を使用して
この石は掘り出した状態の荒肌で仕上げとして使う例は少なく 石屋さんとも
何回も打ち合わせをしましたが 中々理解が得られず大変でした

石屋さん的には 加工の腕を見せたいのですが見せる事が出来なく 
拍子抜けした顔が今でも印象的でした 素材の持つ迫力が人の手を加えない
事により 荒々しくも素朴な顔を持った壁に成りました

そして300mmの壁厚さが有るので非常に断熱効果が良く 石の持つ
癒しの効果もあいまって非常に落ち着く空間です。

桧の風呂桶 木製風炉の未来 お風呂の種類とお風呂の可能性とは

10洗面・浴室 展開.jpg
昨今の住宅のお風呂は ユニットバスと言われる 規格型のパネルやバスタブで
出来てる既製品が殆どですね それでも最近のユニットバスはビジネスホテルで
使われてる様なプラスチック的な物から比べると格段に進化して居ます

在来工法でお風呂を作る人は どの位のパーセントでしょうか? 3%とかそれ以下
でしょうか ユニットバスのサイズは大きくても3畳で バスタブは壁の内側と
言う事で1m60cm以下に成るので 大きなバスタブを希望すると在来工法で
作るしか有りません

写真のバスタブは桶職人さんに作って頂いた物でして 中に腰掛式のベンチに
成っていて 昔の和式の風炉桶とは少し違います 見た目に小さい様ですが
ユニットバスのバスタブ寄りは格段にゆったりして居ます

私が子供の頃のお風呂は タイル式と桶式に大別され 更に家に風炉が無く
銭湯に毎日通うと言う所も有りました 市営住宅や兼営住宅も風炉無しタイプも
有った時代です

私は小判型の風炉桶で育ったのですが 何年くらいの耐久性が有ったのか?
何年か経って新しい風炉桶に成ったときの気持ち良さは 子供心に今でも
覚えて居ます 

木の風呂と言っても桧の風呂は高級だったのでおそらくサワラの材料だったと思われ
桧の香りでは無かったですね  当事のお金持ちの家では新しい素材の風炉で
ステンレスの風炉とかホーローの風炉とか有りましたね タイルは高級と言うより
木の風炉は長持ちしないので タイルで風炉を作るのが一般的で 金属がお金持ち
的な感じでした  今では木の風呂が一番贅沢な風炉だったのですね(笑

勿論当事は 文化生活と言われる 冷蔵庫 洗濯機 テレビなどが三種の神器
お風呂も手入れの簡単な木以外の風炉を求めるのが主流でした 故に桶風呂を
作れる職人が少なく成り 今では桧の風呂が世界のセレブ達に好まれ 日本を
旅行して旅館で入った桧風呂を忘れられなくて 外国で購入する人も居るそうです

我々日本人も手が掛かる 薪ストーブや木製の風炉に安らぎを感じ始めてるのでは
無いでしょうか? いまある程度需要が無くなると製造者が絶滅してしまい
超高級に成り一般的には買えなく成りますので 是非とも木製風炉をお買い求め
下さい。

美術館の様な家 その2

P1140726.jpg

この家のオーナーさんは アート作品が好きでコレクションをしてますが
家具も大好きな方で 家が竣工する前に沢山の椅子のコレクションが有り
それらを配置するのも楽しいものです

家具に因り 表情が大きく変りますので 家具の趣味を知ってからの設計は
重要なポイントです しかし 後日 趣向が変ったりするので ある程度は
どんな物も似合う様な色合いも考えなければ成りませんね

床はオフホワイトのナラの床に大谷石 大谷石とRCの塀が室内から外へと
視線を誘います 植栽がある程度できてから 写真をUPしていと思います

P1140710.jpg
ガラスに映る大谷石とRCの塀 鳥がガラスにぶつかるのが心配ですね
植栽で緑豊かに成ると必ず鳥がガラスにぶつかり 脳震盪を起こして
デッキに暫く居るとか? バードストライクの対策を考えねば成りません

我が家の3Fの窓にもかつて 鳩がぶつかり 羽の脱臼か?捻挫?鞭打ち?
1週間から2週間ベランダで暮らして居て 無事に羽ばたける様に成り
飛んで行きましたが 餌と糞の処理で大変な2週間を思い出します(笑

美術館の様な家? コンクリート打ち放の住宅

P1140734.jpg
ベネッセ・アートサイト・直島が好きな 施主ご夫妻が
当社のギャラリーNOLDにお越しに成り コンクリート打ち放しの
  「美術館の様な住宅が欲しい」と言う事でお話を伺い
  このたび 竣工引渡しに成った 「コンクリートの壁の家」


生活感の少ない家を希望との事で シンプルなモダンがお好きな様で
直島のミュージアム 安藤建築の様な家が欲しいと言うご夫妻

カッコは良いが 生活をするのが大変ですよ!と釘を刺しましたが
意志は固く ぶれて無いので 仕事の依頼をお受けしたのが3年前

建設予定の敷地が とても広く外構工事に予算が掛かりそうです
建物だけで表現するのは非常に難しく 外構の配置デザインが肝の物件です

複数の建物で構成するプランや 2棟が対面するプラン また回廊型の
コートハウスプランなど 数々の提案を経て 今回の作品にたどり着きました


敷地の状況
 南面する敷地が私鉄に隣接する為に プライバシーをどの様にするか?
 北面には 集合住宅が有り視線の遮断と北風対策を配慮
 西面の空き家の景観をカットするプラン
 そして南西方面に広い敷地が有り将来集合住宅の可能性が有る事
 
プライベートとセキュリティーを考慮したRC壁に囲まれた 中庭と
塀の外にも土地が有るので 植栽を塀を挟んで内と外に配置をして
雑木林に家を建てた様に 将来はしたいものです

そして今回もPS暖房さんにご協力を頂ましたお陰で 寒さの厳しい
時分ですがとても快適な室内が
P1140729.jpg
縦格子の様に見えるのが 冷房と暖房を兼ねた輻射熱のHR-C器具です
今回は初めて選んだ色ですが アラジンのグリーンの様な感じで
とても気に入って頂きました

器具の裏側壁に鉛を貼ってみました 比重が重いので器具の熱を貯めて
輻射熱の面積に貢献しています 

近い内にオープンハウスをしたいと考えてますので 後日告示をしたいと
思います。

外構と植栽が未だ完成では有りませんが 野外オブジェなども検討してますが
オープンハウスまでには間に合わないのですね、、、


1ヶ月住んで頂き 少しずつ住まい方も定まってきたでしょうか?

伊勢神宮の新宮が出来ました そしてこれは?

P1140680.jpg
式年遷宮の話題で昨年は 伊勢神宮の話題が多かったので
ご存知と思いますが 伊勢神宮と言うお宮は無く 多くの
神社の総称として 伊勢神宮があるのですが

その伊勢神宮の内宮の皇大神宮の分社と言う事で 上三川町白鷺神社に
新宮を昨年末に落成し 節分を過ぎてからお祭りをするのですが
新宮を建てるのに 付随して付属のモニュメントが必要でして
それらをデザインしている最中です

そして今年は大きなプロジェクトが2つ控える白鷺神社ですが
それらに関わる事が出来る事は非常にありがたい事です
此れからの進行状況は追ってブログでも紹介したいと思います

その他に小さな仕事ですが 
P1140682.jpg
拝殿に参拝する為の回廊が有るのですが 壁面が無い為に風の強い時には
履物が濡れてしまうので 風除けの壁を作りたいとの宮司さんの要望、、、

そこで下駄箱を作り 風除けにする事を提案し 図面を書きましたが
四角い枡の奥が 透けて見えますが ガラスが入って居るので 閉塞感が
無いように 配慮しました これで風除けの実務に適しますし

企業参拝時などの履物の効率良い置き場所の確保にも成りました

  下駄箱??? 神職の方は下駄や雪駄を履きますが 一般的に
  下駄を知る子供達が少ないのでは無いでしょうか
  学校などでも下駄箱と今でも言うのでしょうかね?

  下駄は知らなくても 靴を履き替える場所を 固有名詞的に
  下駄箱と言ってるのでは無いかと、、、思ってしまいました(笑

壁面緑化 緑の提案と植栽工事

P1140591.jpg

建築に携わる仕事で自分が最も重要な事は 

   四季を感じる事の出来る事

   自然を利用する事

   自然素材を多く使う事

無論 安全な構造や法的な事は当然で有るのですが

法的に決められていない所に重要なポイントが有ると考えます


箱を作るのに 植栽や自然との関わり等 どうでも良いと
考えられて居ます 法律も遅ればせながら基本緑化率成る物が
有りますが それは決められて居るから 仕方ないから
緑化してる 検査のときだけ植えてあれば、、、

いつの間にか緑は無くなってる、、、なんて事が殆どです
企業の側からすると 手の掛かる事=無駄な費用?と考える
幼い企業が多いのですが

住宅に置き換えても同じです 庭は草が生えるから、、、とか
              落ち葉が落ちるから、、、とか
              虫が付くから、、、   とか
無味乾燥な住宅の実に多いこと

多少でも自然を感じて生活することの重要さを軽視しすぎです
建築を請け負う業者(ハウスメーカー)さんたちの殆どが
外構工事は別途に考えて 協力業者任せだったり 外構にかかる
費用を建築に出来るだけ捻出するためか? 外構緑化にに多くの
費用を掛けてる住宅が少ないのですね 

偉そうな事を書いてますが 実際建物には緑が優先順位であると
考える様に成ったのは 2000年頃からですね

実家も母が小さな庭を作り毎年植木屋さんが入る環境に育ち
庭の緑化とは触れていましたが 改めて建物の仕事を漠然と
進めていましたが 外構緑化を積極的には奨めていなかった


また庭園型の庭から雑木型への変化も有り 自分好みに成った事や
人工物が一輪の花に敵わない事を お茶から教わりました

都内の場合は平面が中々確保出来ない場合には 壁に緑を配する
これって可也有効な手段ですね

見た目の良さも有りますし 西日や輻射熱も和らぎます
企業でも屋上緑化を取り入れる所が増えて居ますし ヒート
アイランド対策に 緑が有効な事は周知の事実です

身の回りに緑を増やして 住みよい環境作りに積極参加して欲しいものです。