今年もお世話に成りました

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今年も無事に過ごせました! との感謝と来る新年も無事に! 
願いを込めて 年末の茶室の床に掛かる軸が「無事」です

読み難い文字ですね(笑  このような文字が多いのですね

自分の修道してる裏千家他 利休居士由縁の流派は臨済宗の
関連や禅に因んだ 軸や前後が多いのも特徴ですですが

茶道は四季や節や期に沿って 進行してるものですが
気候の変動で随分 昔とは変って来てるのでしょうね

そして暖房器具や エアコンや住まいの形の変化でも
昔の人の季節感と現在では随分違うことでしょう


自分自身も子供の頃に感じた季節感と 現在では随分違うし
新たな年を迎えるにも 特別な感覚が有ったのですが
今では カレンダーが変るとか 書類の年が変るなどの
事務的な要因が大部分を占めて居ました

昨年12月に 部長の突然の脳梗塞で4ヶ月治療に専念
何時までも 永遠に変らぬ健康体と思いきや 確実に老化の波が
来て居ます

 あと何回 桜を愛でる事が出来るか? 貴方はまだまだだろうが
僕はそんなに多く無い 毎年その様に 真剣に桜を眺めるんだ、、、、M氏
この話しを聞いたのが 12~13年前で 今でもお元気ですが(笑  

と言う訳で 今年は無事に過ごせましたと言う思いで 床の「無事」に
感謝をして 頭を下げる  軸文字は変らなくても 見る側の心境の変化で
文字自体の存在に変化があるのを感じた1年でした

そして 大きな出来事は
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初孫の誕生ですね、、、

世間で良く言う 「孫は可愛い!」 確かにそう思います
無事産まれてくれて ありがとう!  

では皆様本年もアクセスありがとう御座います
来年も宜しく御願いします。

PS 孫は可愛いけど待ち受けにはしませんよ!
posted by 喜多 at 15:11Comment(0)お茶

炉開き そして茶壷の口切り  時間がゆっくり過ぎる時期

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11月は お茶の世界での季節の切り替えの時期です
畳の上に有った茶釜が 畳の下に入りますが その畳に切る炉を
開くと言う事で 炉開きと言うお祝いをするのですが

この時期 茶壷にお茶が詰め込まれ 届きますので
その新茶をお祝いにお客様に振舞うと言う 口切の茶事も行います

30cm位の高さの茶壷にぎっしりとお茶が詰め込まれて
届くのですが 中央に展茶(展に石偏が付く文字が正しい)
周りには薄茶様の展茶が入っています

それを石臼でゴリゴリと水屋で挽きますが その音が
座敷に響きます その音を聞きながら 懐石を頂きます

食事の後で引き立ての抹茶を頂きますが コーヒーも
同じですよね!  引き立ての香の良い物が好まれる
お茶の世界でも 特別な事では無く 異文化のコーヒーや
紅茶の所作を心得てる日本人も凄いものですね



風炉(畳の上の釜)と炉(写真)の大きな違いは?

風炉の場合はお客様に対して横を向いて お茶を点てますが
炉の場合は 釜を挟んで向かい合う形で お茶を点てるので
より近い感じがします

歴史的に 風炉が当初の輸入した形で 後に囲炉裏を模した
草庵風な形が考案されて 身近なお茶に成った様です
ですから 湯気の昇る釜を挟んで向かい合い 酒を頂き
食事をして お茶を頂く炉の季節が 自分は好きな季節です。

PS 炉の季節は 11月から4月までです。
posted by 喜多 at 09:51Comment(0)お茶

茶道の稽古 七事式 茶カブキ之式

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茶道の稽古の前半が 7月末で納め成りました
自分の通う道場では月に一度は七事式の稽古で花月を中心に行います
その中で 茶カブキ之式と言う 3種類のお茶の飲み当てると言うもので

南北朝時代にお茶を当てお金を掛ける 闘茶と言うのが起源だそうです

試みの茶を2種類のんでから 本茶3種類を飲み其々を当てるのです
お茶を点てる亭主 執筆をする記録係りと お客4名の6人で行います

お茶を出す亭主は5回の濃茶を同じお湯の量と練り加減を同じに点てる
中々難しいもので 執筆者も記録をお茶を当てた客に差し上げるのです
客と亭主の役を1度やりましたが 双方共に難しいものでした


利き酒やワインのテースティング大会にも共通するし 何に似てるかと言うと
香道で香を利き当てるのと似てます 

茶道の稽古としては不謹慎ですが 茶カブキを真似て 酒カブキとか
カフェカブキなど 応用が出来そうで楽しい稽古でした


PS 流れの説明
  試しの茶2種(武田、上林)を飲んだ後 味見をして無い1種類(客)
  のお茶を加え 3種類のお茶の入った容器をシャッフルします
  最初のお茶が出て飲んで 試しのお茶のどちらかとも違えば客と書いた
  紙を箱に入れて次の客に回します 2回目のお茶が出されて飲んだ時に
  この時点で試しのお茶のどちらかを飲んだ事に成りますので 札を入れて
  残った札も 次を飲まなくても3種類の内2種を選択したのですから
  残りの札も箱に入れて送ります

  全部お地味してから 札入れをするのと違い難しいです それと
  試しの最初は 主菓子を食べた後ですし 本番の最初は3碗目ですので
  苦味が強く感じるのでは無いかと思われます 毎回同じ条件では無い
  次回はその辺も考慮してリベンジしてみたいものです。
posted by 喜多 at 09:25Comment(0)お茶

護国寺のお茶会

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自分の茶の湯師匠 斉藤宗琢先生が修行をした 東京裏千家 戸田即日庵
戸田宗安先生と兄弟弟子ですがそのご尊父さん 淡能済直翁宗寛居士の
33回忌の同門会法要茶会が有りました

今回は斉藤先生は楓の間に釜を掛けられて 今回男達は裏方を担当し
一日奉仕させて頂きました 影で点てるお茶が美味しいと言われる様
誠意一杯頑張りましたが 色々と気が付く事が多く勉強に成りました

そして休憩を頂いた時に 6席廻る事は到底出来ませんのが2席拝見
する事が出来ました どれも素晴らしい道具の数々でしたが その中で
武野 紹鴎(たけの じょうおう)の竹花入れが有りました

武野 紹鴎は利休居士の先生ですので 利休さんの竹花入れでも中々お目に
かかれないのに 紹鷗さんの物にはビックリしました、、、

ある所にはあるものですね!!!


さて護国寺って交通情報で良く耳にしますが 徳川5代将軍 犬公方とか
「生類憐みの令」を出した事でも有名ですが その母親 桂昌院ですが
桂昌院は名君で有名な3代将軍家光の側室で男子を産み 家光の4男と成り

群馬の館林25万石の城持ちでしたが4代目に子供が無く 将軍に成ったと
言う訳ですね 徳川も財力や権力に余裕が有った時代だから 将軍の
ご生母の供養の為に護国寺を建立したそうです

そして お茶に関しては お茶では有名な福井の殿様 松平不昧公のお墓が
護国寺に有り 関東の茶の湯文化の中心にしようと言う話が有るとか
聞きました 

院内には沢山の茶室が有りまして どれも味の有る茶室でしたが
全部拝見する事が出来なく残念でした 今度はお客として訪れたいものです


今年は大きな初釜やお茶会に参加してますが 年齢が高く若い人達が
とても少ないと感じましたが 自分の周りだけの状態でしょうか?
全国的な傾向でしょうか?  

もう少し敷居の低い物に成ると良いと思うのが素直な自分の感想ですね
裾野が広がらない物は少子化の時代に衰退してしまうでしょう、、、、
posted by 喜多 at 18:38Comment(0)お茶

10年目のお茶道

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水温む季節に成りました

東京は豊島区大塚に有る 真言宗 護国寺で今週末にお茶会が有り
先生が釜を掛けるので お手伝いに参加します

9年前の4月に同じ護国寺の不昧軒(離れ)で先生が釜を掛けまして
入門3ヶ月の時期でしたがスーツ姿で下足番のお役目を頂き また
自ら打ち水を担当し 他の席が打ち水が乾いているので 張り切って
水をまき過ぎて 多過ぎるとお叱りを受けました

今はその意味が少し解る様に成りましたが 水まき一つでも上級者の
打ち水には一見の価値が有るもので 9年経って今回も打ち水をしたいと
考えましたが 今回は路地は無く 草履取りも打ち水も出来ませんが
水屋担当で 心を込めて影点てをさせて頂く所存です

もしかし9年前の自分に出会えるかも知れません(笑
posted by 喜多 at 15:07Comment(0)お茶

お茶事の炭 初炭手前 後炭手前 炭作りと灰作り

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お茶事のメインは 濃茶ですが 茶の湯で良く使う言葉で
美味しいお茶の第一は お湯加減だと言いますが

我々現代ではガスレンジやIHクッキングヒーターやティファールで
簡単にお湯が沸きますが
昔は 水を汲んで来て 炭や薪を燃やして鉄や釜でお湯を沸かしたようで
茶の湯はその伝統を継承しているので 炭で上手に火をおこせ無いと
始まりません

勿論電気炉と言う物も有りますが お客様を迎える気持ちとして
手を掛けてお湯を沸かしたいと願うと 炭は欠かせません

お茶道具屋さんで お茶で使う炭が売られていますがとても高いのですね
それと 一本の炭をサイズに合わせて切るにも 急いで切ると切り口が
光ってしまうし 時間を掛けて丁寧に炭を切ります
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そして切った炭は切りクズを払い 水で丁寧に洗います すると
炭がおきる時の パチパチと飛んだりしないから手を掛ける解が有りますね

湿し灰と言うのも 灰に番茶を煮出した物を掛けて 網でこして作りましたが
中々難しい水加減でした

福島原発の以降 炭が手に入りにくいそうで 知人から分けて頂きました
一杯のお茶を入れるのに掛ける手間と時間 気持ちが入ると言う事は
そんな事なんでしょうね そんな事を何気にしてる方は凄いですね、、、

今回のお茶室は小間の向こう切で 初炭と後炭をしましたが 本勝手なのに
逆勝手の様な部分とか 羽が炉は左羽ですが 右羽を使うので 風炉様の
羽で代用しました ノーマルなお点前しか稽古して無いので 色々な所が
違って 面白くも有り勉強に成りました  

今月は先生も釜を掛けるのでお手伝いも有り頭の中をお茶が占めていますが
その分仕事の方にもクリエイティブに動けて相乗効果が出てるのですね不思議と

時間が無いときは 睡眠を削って居ますが短い時間で熟睡出来て目覚めがスッキリ
きっと緊張してるのかも知れませんが この時期 春眠、、、、のはずですが
大丈夫なのが不思議です。
posted by 喜多 at 20:08Comment(0)お茶

夕ざりの茶事

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先日 いつものお茶の方々とは違うメンバーで お茶事に誘われ
参加して来ました 夕ざりの茶事と言う事で 夕方4時頃集合して
ご挨拶をして早々に 寄り付きに進みます 

冷房の効いた部屋で輪に成って座りまして 柑橘系の冷たい汲み出しを
頂きました レモンとミントが汗を引かせてくれます

瓢の火入れとトンボの煙草入れが舟形のお盆に乗っています
滝と雷の掛け物からは 涼やかな風が吹いて来ました(ACの風でした)

腰掛待合に向かう路地も影が長く 打ち水が本当に清々しい
腰掛で待つとご亭主が蹲に水を汲まれて 向かい付けです
お茶事のスタートです

円座を立てかけ 席入り、、、
普通は後座に有る花入れが 墨蹟と一緒に掛け釘の篭に夕顔が入って居ます
ご亭主の心使いと言う事で 時の移り変わりを感じてもらう演出ですね

過分なる懐石料理を頂 酔いも回り仲立ちをして 腰掛へと戻り
鐘の音を 蹲って聞き入りましたが とても余韻とはこの事かと思う位
良い響きの鐘の音でした

メインの濃茶が始まり 乾いた喉に濃茶の甘苦さが何とも美味しく
濃茶の残りでお薄を点てて頂きました これもまた美味しいですね

続き薄茶に成り 二客に成った自分は正客より先に頂きました
その後 連客の方が頂いた茶碗の中でリクエストをして点てて貰ったり
随分とわがままをさせて頂きました そして後ろ髪を引かれながら
退席と成りますが 最初から登場していた 夕顔の一りんは見事に開いて
見送ってくれました 

余情残心の時間を楽しみながら 帰路につきました。

誘って頂いた方 同席の皆様 そしてご亭主とその半東さまに
御礼を申し上げます ありがとう御座いました。

PS 写真の手燭は 伊達家伝来の手燭だそうです 色々な素晴らしい
  道具の数々でしたが 鉄の肌触りがとても印象に残った物が
  この手燭でした
posted by 喜多 at 15:49Comment(0)お茶

陶芸 初挑戦  抹茶茶碗を作ってみる

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2週続けて 陶芸を教わりました
先週は 手回しのロクロに手び練り? と言う粘度のロープを作り
土台の上に少しずつ重ねて形を作ると言う所まで

那須に別荘を建てた施主の中で本格的なガス釜を作る程の M氏に
色々な話を聞いていたし 益子の仕事をして制作過程を何となく
見ていたつもりですが 実際に粘度に触れて作ってみると 何を
どうしたら良いのか全く検討も付かない

全体の流れが解らないまま 不恰好な形の器らしき物が出来ました
稽古の時やお茶事で色々な茶碗に触れていたり 見ているつもりでも
形を作ると成ると 何も形が浮かばない、、、しいて言えば楽茶碗?

楽焼は土が違うので 井戸風の物をイメージして作るも 外側の
フォルに気が行きますが 先生は中の形を説明してるのですが
今一 ピンと来ないまま1日目終了

そして昨日 高台の削り出しをしました
そもそも高台も何となくひっくり返して 見ては居ましたが
いざ自分で作ろうとしても これまた 形が浮かばない
如何に見てる様で見てない事に気が付きます

見本の高台や底の厚さや茶碗の厚さの薄いこと!!
初心者が作る茶碗などが重いのは 聞いた事がありますが
実際に外側を削って薄くするには 空間把握能力が必要で
薄くし過ぎて 穴が開いては何も成りません

そして削り出しに挑戦! 可也の量を削ったつもりでもまだ重い
更に削ぎ落として ギリギリまで挑戦する 初心者が最初に作る
物では可也薄く軽く出来たと思いますが

気が付くと こだわった外観のフォルムは 余り気にせず作った
内部の形に成りました、、、 当たり前の事ですが
実際に作って見て 先生の言っていた意味が理解出来ました
薄く作る事 即ち後では手を加えない 内部の形が外に現れる、、、

人も内面を構築するのに時間と経験を費やしてこそ 外見の
雰囲気が出るのと似て居る様ですね 

そしてほんの少しの経験でもして見ると 色々な茶碗の形が
素晴らしいと改めて感じました 今回の写真は先月益子の
旧濱田邸で行われたお茶会に出た 島岡達三先生の象嵌尽くしの
茶碗の一部です 

さて陶芸に挑戦第三回目は 素焼きの後 上薬をどの様に付けるか
どんな風にするのか 皆目検討が付かなく それが楽しみで面白い
知らない事が世の中に多い事に 気が付く良い経験です。
posted by 喜多 at 09:47Comment(0)お茶

陰陽五行 お茶の精神に学ぶ お茶事を目指す初心者茶人

茶事とは元々は茶会と同じ意味ですが 最近では茶会と言うと
沢山の人を持て成す為に 色々な所を省略して簡素化することで
茶道の経験の無い方でも参加可能な集いで 

対して 少人数(1~5人)を持て成す茶会を 区別する為に
茶事と言う様に成ったとか? 


その正式な茶事には 初座(前半)後座(後半)と大きく分かれます
初座は 禅語などの掛軸が床に有り 陰から始まる暗めの座敷で
懐石料理を頂ます 食事とお酒をいただきその後に デザートの
お菓子を頂き 一幕が終わります

この同じ茶室を一度出る事で 亭主は二幕=後座の準備に掛かります
前席と趣向を変えて 重々しい墨書から可憐な花に変り 濃茶の準備が
出来た 手前座を見ながら席に座ります そして ご亭主が入り
お茶を点てますが 裏方さんがすだれを巻き上げたり 賭け障子を外したり
徐々に明るさが増してゆくのが 陽の後座なのです

そして濃茶を頂いた後はさらに 緊張が緩和するように タバコ盆や
座布団が出来てきて 一般的に飲んだ経験の多い薄茶で持て成します


簡単に流れを話しましたが クラシック音楽の 楽章ごとの違いの様に
重苦しかった序盤から解き放たれた 明るく華やかな第二楽章だったり
またはシェクスピアの劇とか 歌舞伎とか共通の表現が多くありますが
それぞれにライブで感動する事と同じ様に お茶事は二度と再現不可能な
ライブです

そんなライブ演出をしたいと日々考えてますが 料理の一から始めるので
何時になれば実現出来るのでしょうか? 学ばなければ成らない事ばかり
です。
posted by 喜多 at 10:00Comment(0)お茶

古希祝い&還暦祝いの茶席

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先日 兄弟子お二人の祝いのお茶会をしました
お茶会と言いましても 記念お茶をかいした懇親会と言うのが正式名

昨年古希の先輩がご亭主でわれわれが裏方を勤めました 
裏方のお手伝いをして準備が如何に大事かと言う事がわかります
亭主の思いと 客の思いが通じ合えば良い席に成りますね

色々と準備をした人にしか解らない達成感は ご苦労をされた
分と同じだけの充実も有るのでしょうね、、、

頑張れば頑張っただけのご褒美が有るかもですね でも
必ず有ると言うものでも無いのかも、、、禅問答でしょうか?
posted by 喜多 at 10:45Comment(0)お茶