お茶のもてなし お帰りなさいの茶会  そしてもてなして頂く


さり気なく 茶会

玄関には東日本大震災のボランティアに行った兄弟子が
釜石の海から引き上げた 錆びた茶釜を飾り皆で合掌しました

兄弟子が 後輩達にお疲れ様の 一汁を作り濃茶を練って 
持て成して頂きました、、、一椀を皆でいただきました
心のこもった穏やかで暖かい空気が漂いました

そしてご亭主の労をねぎらい 後輩が感謝の一椀、、、
春の日差しを受けて穏やかなひと時を過ごす事が出来ました

ありがとうございました。
posted by 喜多 at 09:40Comment(0)お茶

戸田即日庵 ふくだ屋の初釜にて 道具組みの妙とは、、、

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毎年初釜を数件回り 新年のお茶が始まりますが
今年は 何時もとは少し勝手が違いました

同門で有る東京の戸田即日庵主宰の初釜に参加させて頂きました
戸田先生の初釜に参加させて頂きました 

場所は紀尾井町に有る 老舗の料亭「ふくだ屋」さんです
政治家の先生方が あれこれと相談をするのはこんな所?
と言う見方と 老舗を垣間見る良い機会でした

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さて 福田屋の話はさておき 戸田先生の初釜の話です

本籍の戸田先生の席の道具は 素晴らしいお宝達のオーケストラの様でした
そして今回とても素敵な道具組みで 良い勉強に成ったのが 幹事席でした

田舎屋の部屋がお席で 寄り付きの軸は「宗悦」さん 
           本席の軸は  「川端康成」道元の歌
           茶杓は    「吉川英治」で大宗匠の箱書き
何で吉川さんの茶杓に大宗匠が 箱書きを??? 
何でも大宗匠の仲人さんだそうです 

上記の御三方の取り合わせと 席主の方は川端康成さんのお宅に行かれたり
川端さんのご友人の日本画の大家 「東山魁夷」さんの学芸委員をしてる方で
何とも 近代の文化的な道具の取り合わせに目から鱗の 席でとても勉強に
成りました

古ければ古い程 有り難いと思っていた自分ですが とてもセンスの良い
事例を見せて頂き 未熟な自分にはとても良い参考に成りました
また茶の湯の文化的幅の広さも改めて感じましてとても良い席でした
ありがとう御座いました。
posted by 喜多 at 10:18Comment(0)お茶

夕ざりの茶事

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夕ざりの茶事は 七事式からははずれるために 
多少はご亭主のお考えで自由に出来る様です

日暮れの早いこの時期に夕暮れを楽しむ志向が素敵な茶事です
料理に不慣れな男の人が茶事をするのには どの様にすれば良い物か?
色々な茶事が参考に成る筈ですが みな立派な料理で参考に成りません(汗

シンプルでは有りますが 心のこもった持て成し料理とは、、、、?
そんな茶事に出会って見たいものです
(近道は無いのでしょうね  おそらく)

お茶事で出来る持て成しの心 なごりの茶事

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兄弟子のKさんと一緒に竹を取りに行きました
自分で取りに行った真竹では 箸を作るには小さ過ぎる為

後日、孟宗竹を採取しに一緒に出かけます
竹林に入ることは 竹の子を採る為とか 地鎮祭の竹を取るため、、、

箸を作ると言う意味で見た事が無く 目線が違うとまるで違う事に驚きます
竹の節の状況 竹の年数によって色の異なる点など 

先日聞いた竹くしを作るのに1年目の竹を使うとカビが出たり黒く成るとか
でも箸に使うには 緑の色が鮮やかな一年目の竹が綺麗ですね

お迎えする客の顔を思い浮かべ 箸を削るという兄弟子の持て成しは
有る意味 どんなご馳走にも勝る心の持て成しだと言う事でしょうか、、、
posted by 喜多 at 09:08Comment(0)お茶

名残の茶事

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侘びた風情の似合うこの時期に 名残のお茶席が有ります
お茶の世界の正月が 炉開き口切と言ったお祝い事の茶事

そしてその前の月は 師走に成りますので華美を控えて
侘びた風情に成る訳で 地味なお茶に成り男点前には向いて
居るのかも知れません、、、

唯一この時期のご馳走は 新米で炊いたご飯でしょうね!
山形で頂いた「つや姫」という銘柄のお米でもてなします
とても美味しいお米です。
posted by 喜多 at 09:55Comment(0)お茶

男のお茶?


男のお茶と言う表現も不思議ですが 元々男がたしなむ物だった茶の湯
中国から渡来して 高貴な人々の間でたしなまれ 皆さんに有名な
千利休居士が元と成る詫び茶 その後武士のたしなみに成り明治に入り

欧米列強に追いつくべき 廃仏毀釈令で古来の日本文化の危機に遭遇
茶道具も価値が下がったおりに 財閥系の方々に再び価値を見出され
庇護された形で現在に至ります

その途中 女性に多くの門戸を開き花嫁修業とか作法見習い等で
女性の人口が急激に広がりました そして地方の田舎では
お茶道=女性というイメージが定着し男性でお茶をすると言うと
不思議に思われて居るのが現状です

着物も同じで 女性の着物姿は時々見かけますが 男性の着物は
殆ど見る事がありません 今後も男女の比率の逆転は無いと思いますが
文化の進んだ地域ほど男性の茶人が多いのではと思います


自分の通う斉藤宗琢先生の道場は 先生が男性と言う事も有るのか
自分のクラスの半数が男性です 地方ではこの様な比率は珍しいとか、、、
先輩茶人を見習いながら 今後の糧にして行きたいものです

人口減少により 茶道人口も減少気味であると言います 柔道しかり
外国の茶道人口は増えていますが 本家の日本が元気で無ければ成りません
是非気軽に お茶に触れて見て下さい しきいが高いイメージですが
決して高価で華美なだけでは有りませんので 
日本人のDNAを感じ心の健康にも良いと思います。
posted by 喜多 at 10:31Comment(0)お茶

夏のお茶事 日光茶事 名水点

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夏の日光で お茶事をしました
自分は 本格的なお茶事を催すのは 初めてですが
客の経験は有っても 持て成す側に回ると色々と勉強になります

兄弟子が水屋に控えてくれてるので とても頼りに成り安心出来ます
午前中は良い天気で 日光と言えど暑くなりましたが 昼過ぎから
雷が鳴り にわか雨が降ってとても涼しく成りました 雷の音も
一興です (笑

気の合う仲間で とても楽しい時間を共有する事が出来ましたが
反省点も多々有りまして 正式にお客さんをお呼びするには 
そうとう時間が掛かるかも知れませんが 練習に付き合う感覚で
お誘いの範囲を広げていこうと思います ご興味の有る方は
遊びにいらして下さい。


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直火の使えない場所ですので 灰型もありませんでしたが
唯一 タバコ盆の火入れの灰型を作る事が出来ました

腰掛と席中の2ヶの火入れをそれぞれに 思考を凝らして
違った灰と灰型を表現しました(炭は点火して無い)
時間を考慮しても火が点いてないのでゆっくり作る事が出来ましたが
本番はこんな風には行かないのでしょうね!

秋の茶事に向かい 精進をして行きたいと改めて決意しました。
posted by 喜多 at 19:51Comment(0)お茶

歴史の有る茶室に 座った人達 井伊直弼 東郷平八郎 その他 ???

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以前から知人宅に有る茶室の話を聞きまして
是非とも 拝見したいと願って居ました

その茶室と言うのは 江戸末期から明治にかけて
著名人達が利用したと言われる茶室です

有る場所から移築された この茶室外観は何度も拝見し
別件で先日お邪魔したときに 内部を拝見しました

そして先日 この茶室で稽古をしてる所にに
お邪魔しました

先生に茶室の説明を聞きながら お茶を頂きました
にじり口が無く 貴人口のみで 相伴席が隣接してる
配置から 位の高い人達が座ったで有ろう事を想像しながら
眺めると何とも面白く ご亭主の席にもどの様な方々が
座られた事でしょう、、、

茶会期がしっかりと残って居れば 会期其の物が価値の有るものです
そして 会期を残すという事は 歴史を刻むと言う事で
拙い我が家にも 訪れた方々に記帳をして貰いましょうかね、、、
posted by 喜多 at 11:30Comment(0)お茶

一服のお茶   そして未来への手掛かり

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3月の11日大震災以来 茶道の稽古も計画停電 余震 そしてガソリンの
影響また其々の方々の事情で 稽古は有りません

道場の皆さんの無事は確認致しましたが 毎週お会いしてる仲間とご無沙汰は
非常に寂しいものです

茶道の稽古で一時 日常を忘れ無心に稽古をしたいと思います
非常事で有る現在 不謹慎かも知れませんが疲れた心に 
 一碗のお茶がどんなにしみこむ事でしょうか、、、
 明日へも活力の源に成るのでは無いかと考えます

電力不足 この事は暫く続きます この事態を踏まえても
原子力発電が必要な物か 電気を多く使わない生活は出来ないか
日本のこれからを大きく見据える良い機会です

建築を生業としてる自分は これから提供する家を どの方向に
持って行くべきか 未来を見据えそして更には 幸せな生活は何か?

毎年 毎年 増える電力依存 今年の夏も確実に電気が不足します
先人の知恵をお借りして ACレスの夏に挑戦したいと考えて居ます

お茶とは昔の生活を擬似体験させて貰う貴重な経験でも有ります
その経験を生かしてたスタイルを提案してみたいと考えます。
posted by 喜多 at 16:29Comment(0)お茶

大炉のお点前 大炉って何? 逆勝手と左ハンドルの車

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ひな祭りに取り上げる話題では有りませんが 今日はお茶と車の話です

茶道の流派で 千利休の系統を継ぐ
三千家と言う 表千家(紀州徳川家) 
       裏千家(加賀前田家) 
       武者小路千家(讃岐高松家)
 自分の修道する裏千家ですが 裏千家では2月の極寒の時期に使う
大炉と言うお手点があります
 通常の炉のサイズは 1尺4寸(42,4cm)ですが
 大炉のサイズは   1尺8寸(54,5cm)と12cmづつ大きい

幕末から明治の時期に11代玄々斎宗匠が考案された志向で
暖房器具の無い時代 暖かな持て成しの為に通常より大きな炉で
大きな釜を掛け 温かさの持て成しをしたそうです

そして一番大きな違いは 逆勝手という 向きが逆で所作の
殆どが逆にすると言う 何とも不可思議な作法です
年にこの時期が不思議な気持ちに成るのです

例えるならば 箸を左で使ってる様な何とも様に成りません
基本は同じですが 色々と覚える事も沢山有りキャパオーバーの2月です

お茶に限らず 生活の中で年に一度 逆に物を使ってみて
物の中心を感じる リセットする事も大切なのかと思ったりします


偶々ですが自分の周りに 左ハンドルの車が有り その他
右ハンドルの外車が有り そして国産車が有るのですが 一番の
極めつけが 右ハンドルで右にシフトレバーが有る車が有ります
脳をフル回転して其々の操作をするのが 茶道の逆勝手に似て居ますね

外国車を運転されて無い方は 何が、、、と思いますが ハンドルの位置に
関係なく国産車とウインカーのレバーの位置が 左右逆なのです

左ハンドル車で左ウインカーは理解出来ますが 右ハンドルで 左ウインカー
此れが曲者です それに慣れると 国産車を運転し角を曲がる度にワイパーが
動きます、、、またその逆も有ります

国際基準で統一して欲しいものだと時々感じます 車の運転で脳トレをしてる
自分でした。
posted by 喜多 at 11:49Comment(0)お茶